手順は以下のとおり。
1. vsftpdのインストール
sudo apt-get install vsftpd
2. 設定ファイルの変更
sudo vi /etc/vsftpd.conf
変更のポイントは以下
①anonymous_enable=NO
一般公開用のファイルをサーバーにおく場合は匿名ユーザーの接続を許可しますが、今回作りたいのは個人用なので「NO」にします。「YES」にすると、不特定多数の人にファイルを公開することになるので注意。
②local_enable=YES
一般ユーザーの接続を許可します。普段使っているユーザー名とパスワードでの接続を可能にします。
③write_enable=YES
サーバー側への書き込みを許可します。
④chroot_local_user=YES
ユーザー毎に(読みとり可能な)ルートディレクトリを変更します。これを「YES」にすることで、ユーザーのHOMEディレクトリより上の階層のディレクトリはFTPから参照できません。
「NO」にすると、HOMEディレクトリより上のファイル・ディレクトリが見えます。これはセキュリティ上危ないので、「YES」がいいと思います。
3. FTPサーバーの再起動
変更した設定内容を反映させるため、vsftpdを再起動します。
sudo /etc/init.d/vsftpd restart
でもOKですが、「Rather than invoking init scripts through /etc/init.d, use the service(8) utility, e.g. service vsftpd restart」という警告がでるので、
sudo restart vsftpd
を使った方がいいです。
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