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2021年12月27日月曜日

ワルシャワ渡航記 Part16: 静かなクリスマス

  12/24〜12/27までクリスマス休暇だった。24がクリスマスイブ、25がクリスマス、26がクリスマス2日目、27がヴィエルコポルスカ蜂起勝利記念日らしい。ちなみにヴィエルコポルスカ蜂起勝利記念日は今年新設されたばかりの祝日らしい。

 ヨーロッパではクリスマス休暇から年末年始休暇に入る人が多い。自分も2週間くらい休んで日本に帰りたかったが、コロナ渦に帰るのは厳しそうだったので、ワルシャワで過ごすことにした。というかまだ入社したばかりなので、長期休暇の計画とか立てる余裕は無かった。

 日本のような賑やかなクリスマスを想像していたが、こちらのクリスマスは静かだった。外に出てもほとんど人がいない。レストランもスーパーマーケットもほとんど閉まっている。Nowy Świat(ワルシャワで一番賑やかな通り)を歩いてみたが、空いているレストランは1件しか見つけられなかった。Stare Miasto(旧市街地)の方まで散歩してみると、クリスマスマーケットがあったり、空いているレストランもちらほらという感じだった。まあ寒いし、人おらんよね。みんな家の中で家族とのんびり過ごしているのだろう。








2021年12月18日土曜日

ワルシャワ渡航記 Part15: 研修無事修了

 研修が無事に終わった。コロナの影響でリモート開催になり、自宅から参加した。

 1日目。事前に準備しておいた自己紹介や写真などについては一切触れられることなく、研修がスタート。この日の目標は授業内容について積極的に質問をすることだった。一部の受講生たちの質問はレベルが非常に高く、また時には授業の内容について追加的な情報を披露する強者などもいて、レベル高すぎやろとやや日和ってしまった。昼過ぎの講義でそれっぽい質問をしてみたら、講師の人が丁寧に答えてくれた。Thank you と言おうとすると、Th.. くらいのタイミングで追加回答を話しだして、また Thank you と言おうとすると、・・・みたいなのを何回か繰り返してちょっと気まずかった。以前もどこかで同じ経験したことがあって、話し終わりのタイミングを掴むのが難しい。Does it answer your question? みたいなことを言われるまでは自分からThank youと言わない方がいいのかもしれない。

 2日目。3人1組のグループワークが始まった。ここでお互いの自己紹介をするのだが、どうやら研修には新入社員だけではなくて、既存社員も参加しているという事実を知る。どうりでレベル高い質問したり、追加情報を披露する強者がいたわけだ。グループワークが始まるが、分からないことが多すぎて、何も発言できない。ほぼ見ているだけで終了。なかなかの屈辱である。この日は研修が終わったあと、復習したり、次のグループワークに備えて準備したりした。

 3日目。グループがシャッフルして、2人チームになった。チームメイトは、講義中一番多く発言して、ユーモアセンスもあり、流暢な英語を操る、スーパーウーマンである。この日は自分がメインで課題を処理していくという役割だった。昨日の準備の結果もあって比較的スムーズに物事が進み、チームメイトの人ともいい感じにコミュニケーションをとることができ、無事に終了した。やはり準備は大事である。スーパーウーマンはテキパキ仕事しそうな雰囲気なので、きつい感じでプレッシャーかけてくるかなと不安だったが、めちゃめちゃ良い人でいろいろ教えてくれた。完璧人間かよと心の中でつっこんでしまった。

 4日目。グループがシャッフルして、3人チームに。この日は自分がメインで課題を処理する役割ではなかったので、1日目と同様着席して終わどうしようという不安があった。しかし、2, 3日目で成長したのか、何をしたらいいのか分かるし、どういう仮説を立ててどのように検証を進めていけばいいのかも何となく分かったので、いい感じにコミュニケーションをとることができた気がする。誰か一人が突っ走って課題を終わらせるという感じではなくて、みんなで理解しながら進めていくという実感があって非常にやりやすいチームだった。

 さて、来週からプロジェクトにジョインしていくことになるのだが、どんな試練が待ち受けているのだろうか。

2021年12月12日日曜日

ワルシャワ渡航記 Part14: ポンチキの優勝

ポーランドに来て食べたお菓子Top3を紹介します。

1位: pączki(ポンチキ)
近所のスーパーのパン売り場に激安パンが売ってあったので買ってみました。揚げパンの中にジャムが入っていて、「これはうまい!」ということで、スーパーに行った時はよく買っていました。

しばらくして、pączki というポーランドの人気お菓子があることを知り、「あれ、、、もしかして、いつも食べてるジャム入り揚げパンって pączki じゃね???」と気づいて、パン売り場に行って商品名を見てみたら pączki でした。

しばらく pączki と知らずに pączki 食べてましたが、ポーランドで人気なのは納得です。
1個30円くらいなのですが、日本なら150円くらい払ってもいい気がします。






2位: Śliwka Nałęczowska(シリフカ・ナウェンチョフスカ)
カルフールのお菓子売り場をまわっていて、一番お洒落そうだったので買ってみました。初めて市場に出たのが1964年ということで、伝統的なお菓子のようです。

ビターなチョコレートの中に干しぶどうみたいなのが入っています。完全に大人向けのお菓子ですが、お土産によさそうです。




3位: Krówka(クルフカ)
ポーランド旅行をした友人がよかったと言っていたので、買ってみました。見た目はキャラメルですが、日本のキャラメルと違って、口の中に入れると溶けて独特の食感です。自分が買ったのは牛の絵が書いたやつですが、いろいろバリエーションがあって、それぞれ味が違うらしいです。

こちらは子供向けのお土産によさそうです。





2021年12月7日火曜日

ワルシャワ渡航記 Part13: 祝・住所不定有職

  • ヨーロッパに来て早1ヶ月、無事、住所不定無職から住所不定有職になりました
  • 1ヶ月間何してたの?
    • 特にこれと言って何もしてません。ヨーロッパに来るまでしばらくニートでしたが、ヨーロッパに来てからもニートでした。
    • 最初の2週間くらいはワルシャワ市内を観光したり、レストラン巡りをしていました。コロナなのに不謹慎な・・と思われるかもしれませんが、比較的みんな自由に生活しているようです。個人的にはワクチン打って経済は普通に回して行こう派なので、こちらの方が自分にはあっている気がします。
    • 次の1週間は読書にはまって、だいたいカフェか家で本を読むという生活でした。江副浩正、堀江貴文、ジョン・フォン・ノイマンの本を読みました。どれも面白かったですが、一押しは江添浩正本です。
    • 最後の1週間は完全に昼夜逆転してしまって、Netflixでジョジョの最新シリーズをみたり、Youtubeをひたすら見たり、オンライン将棋をしたりして、廃人になってました。入社日前日は起きたら夜20時で完全に終わったと思いました。
    • 他にも、健康診断を受けたり、銀行口座を作ったり、PESEL(ポーランド版マイナンバー)を取得したり、ポーランド語の勉強をしたりして、まぁまぁ充実していた気がします。
    • 気づきとしては、Google Search, Google Translate, Google Map があれば、ある程度治安のいい近代国家なら、案外やっていけるということです。加えてNetflix, Amazon Kindle, Youtube もあれば、現地に知り合いがいなくても退屈することなく生活できます。



  • 入社した感想は?
    • すごくテンションがあがっているわけでも、すごく不安を感じていわるわけでもありません。至ってニュートラルです。早くコードベースにコミットしたい!という思いがあるだけです。
    • 福利厚生の多さに圧倒されています。
    • リモートワークなので、まだ誰とも会っておらず、出社もしておらず、やや寂しいです。オンラインミーティングとかするようになると寂しい気持ちもなくなるはずと予想しています。
    • 入社手続きで英語の資料を大量に読まないといけないのですが、ほとんど何も分からないポーランド語で苦戦している分、英語に対するストレスが相対的に減って気持ちよく読めている気がします。
    • まだ実務が始まった訳ではないので何とも言えないですが、働きやすそうな会社な気がします。

2021年12月4日土曜日

ワルシャワ渡航記 Part12: コーヒーチェーン

  • 日本だとアメリカ系のコーヒーチェーンが多いが、ワルシャワではイギリス系が多い
    • Green Caffe Nero と Costa Coffee がよく見かけるチェーン店で、だいたいどこにでもある
    • Starbucks もあるが、たまにしか見かけない
  • Green Caffe Nero
    • ポーランドで初めて訪れたコーヒー店。一時期毎日のように通って読書をしていた。
    • Caffe Nero (イタリア語: black coffee)は1997年創業で、イギリスを中心に世界7カ国で500店舗を運営している。
    • ポーランドでは Green Coffee という会社がフランチャイズ契約をして営業しているらしい。


  • Costa Coffee
    • 大規模モールの中にはだいたいあるイメージ。
    • イギリス最大のコーヒーチェーン。世界でも Starbucks に次ぐ二番手。
    • 世界30カ国で3,000店舗を運営しているらしい。



2021年12月3日金曜日

Google の 二段階認証が快適だった

Google からメールが来た
以下のようなメールが届いた。

Soon you’ll sign in with 2-Step Verification

After you enter your password, you’ll complete a second step on your phone. Keep your phone nearby when you sign in.

2-Step Verification will be turned on automatically on December 9. You can turn this on sooner if you want — your account is all set.

Google ログイン時に二段階認証が必要になるらしい。

二段階認証 = 面倒くさいという先入観
以前働いていたチームでサーバログイン時に二段階認証を使っていたが、正直言うと、かなり面倒という印象があった。
  • ログイン画面にパスワードを入力する
  • トークンデバイスに表示されるワンタイムパスワードを入力する
上記の認証方法は 2016 - 2018 年頃に所属していたチームで使われていた。(少なくとも自分の近くの)周りの人たちからは「生産性が落ちるだけ、セキュリティと生産性のトレードオフをもっと考えるべき」と酷評だった。

また、とあるクレジットカード会社ではウェブショッピングをするときに以下のような二段階認証が必要になる
  • カード情報を入力後、クレジットカード会社のページにリダイレクトするので、パスワードを入力する
  • 登録している携帯電話のSMSに送付されるワンタイムパスワードを入力する
海外にいる場合これは地味に面倒だったりする。認証時には通常つけている現地SIMを日本の番号のSIMに入れ替えなければいけない。また、海外にいるとSMSが届かなかい場合がある。それならいっそ現地SIMの番号を登録すればと思うが、日本の番号しか登録できなかったりする。

Googleのはどうなっているか
二段階認証するためのオプションがいくつか用意されている。SMSやボイスメールでの認証やワンタイムパスワードの認証も選択できるが、Google prompts がおすすめ。以下のように認証を行うことができる。
  • パスワードを入力する
  • スマホにインストールしている Google アプリに「あなたは今サインインしようとしていますか?」のようなポップアップが出るので、「はい」を選択する
これだけなのでかなりシンプル。

「はい」だけで認証できるのは大丈夫なのか心配になるが、デバイス情報、場所、時刻などからあやしいアクティビティはブロックされるらしい。ログイン済みのデバイスにしかポップアップ通知を出さないので、SMSより安全という気もする。一度認証が済んだデバイスは信頼できるデバイスとして登録することができ、次回の認証からは二段階認証をスキップできる。

ということで、自分がもっていた「二段階認証 = 面倒くさい」という先入観は無くなりました。利便性を損ねることなくセキュリティを強化するように考えられていて、さすが Google と感動しました。

2021年11月25日木曜日

ワルシャワ渡航記 Part11: Power of Attorney for PESEL

  • PESEL(Powszechny Elektroniczny System Ewidencji Ludności; Universal Electronic System for Registration of the Population)を取得しないといけなかった
    • PESEL とはポーランド版マイナンバー的なやつ。1979年から利用されているらしいので歴史は長い。
    • 採番ルールは "YYMMDDZZZXQ" のようになっているらしい。YYMMDD は誕生日。ZZZは通し番号。Xは偶数なら女性、奇数なら男性、Qはチェックサムらしい。
      • 性別が男性/女性しかないのは物議を醸しそう。
      • 同一日に生まれた人が10,000人超えるとID体系破綻するが大丈夫なのか?2020年の出生数をみると、1日あたりの出生数は1,000人くらいなので大丈夫そう。
    • PESELは納税をするときや、銀行口座を作る場合に必要なので、ポーランドで働く場合は必須。
  • さて、PESELを取りに市役所に行こうと思ったが、ポーランド語が堪能でない人には敷居が高そう
  • ということで、会社と契約している移住者向けコンサルタントの人に相談してみた
    • なんと代理でPESEL取ってくれるらしい!感謝しかない。
    • パスポートを渡して、Power of Attorney という書類にサインをすればあとはやってくれるらしい
  • Power of Attorney とは?
    • 誰かを指名して、手続きを代理で行う権限を与えること
    • Attorney と付いているが、必ずしも弁護士を指名する必要はない
      • Attorney を辞書で引くと「法定代理人」という訳があった
    • 日本だと成年後見制度みたいな感じか

2021年11月22日月曜日

ワルシャワ渡航記 Part10: ルネサンスの違和感

  • ヨーロッパのニュースを読んでいるときに、ルネサンスという単語に遭遇した
  • 日本ではルネサンス = 文芸復興と教わっていて、ローマ時代の芸術を復興する文化的運動のことと思っていたけど、なんとなく文脈から考えると訳に違和感を感じた
    • そのときの自分の感覚としては、"明治維新" とか "文明開化" のような感覚でルネサンスという言葉を使っているように感じた
  • wikipedia(日本語)を見てみると、以下のような記述が見られる
    • ルネサンス(仏: Renaissance)は「再生」「復活」を意味するフランス語であり、一義的には、古典古代(ギリシア、ローマ)の文化を復興しようとする文化運動である。
    • 日本では長らく文芸復興と訳されており、ルネサンスの時代を「復興期」と呼ぶこともあったが、文芸に限らず広義に使われるため、現在では訳語として文芸復興という言葉はあまり使われない。
  • 一方、wikipedia(英語)を見てみると、以下の記述がある
    • The Renaissance is a period in European history marking the transition from the Middle Ages to modernity and covering the 15th and 16th centuries, characterized by an effort to revive and surpass ideas and achievements of classical antiquity.
  • やはり、自分が感じた違和感は正しくて、広義には中世から近世への移行期(15-16世紀)という意味で、ルネサンスという言葉を使うらしい
  • ルネサンス以前はキリスト教・神が世界の中心だったが、ルネサンス以後は人間を中心とした考え方が広まる
    • そいうえば、ヨーロッパの美術館に行くと、中世ゾーンにはキリスト教関係の絵画しか展示されていない
    • 近世ゾーンに行くと、肖像画や食べ物の絵や風景画などが飾られている
    • この明らかに雰囲気変わったなというのが、狭義のルネサンスが意味することなのだと分かった(文芸復興)










ワルシャワ渡航記 Part9: 銀行口座が作れない

  • 給与振込口座が必要なので、 事前に口座作成方法を調査
    • 外国人の場合はパスポートだけで口座が作れるとの情報をGET!
    • 外国人向けのサービス評判がもっとも良さそうだった、Bank Millenniumで口座を開くことにした
    • ネットから情報を入力して、その後、支店を訪問すると口座が作れるらしい。
    • 口座を作るとデビッドカードもついて来る。
    • 大手銀行の場合はだいたいBLIK(ポーランドの電子マネーアプリ)が利用可能
  • 事前フォームの入力
    • とてもシンプルなフォーム
    • シンプルなものほど美しいと言わんばかりのシンプルさで、こんな簡単に口座が作れるのかと感動する。
    • 個人情報は、名前、電話番号、パスポートの番号を入れただけ
    • さすが、ヨーロッパのIT先進国は違うなと感動する
  • いざ店舗へ
    • 店員: 「ポーランドに住所登録がないと口座は作れません」
    • 私: 「あらかじめネットで情報入力してるし、そのときはパスポートだけで作れるって言ってたけど違うんですか?」
    • 店員: 「ここの支店では住所登録がないと作れません。Złote Tarasyの支店に行けばパスポートで作れます」
    • 私: 「本当?」
  • いざZłote Tarasyへ
    • 店員: 「パスポートと雇用契約書が必要です」
    • 私: 「雇用契約書、今持ってないけど、家にいけばあります。パスポートと雇用契約書だけで口座作れるんですね?」
    • 店員: 「あとNIPが必要だ」
    • 私: 「NIPはないけど、PESELでもいいか?いま弁護士が代理でPESEL取得をやっているところだ」
    • 店員: 「PESELでも大丈夫だ」
    • 私: 「パスポート、雇用契約書、PESELの3つで間違いないね?」
    • 店員: 「そうだ」
  • 支店によって異なる方針に困惑し、カスタマーサポートに問い合わせしてみる
    • 私: 「ネットの口座開設ページだとパスポートだけで口座作れるって書いてるのに、支店にいくと作れないんだが、どっちが正しいの?」
    • サポート: 「お客様は外国人でいらっしゃいますね?」
    • 私: 「そうだ」
    • サポート: 「EU市民の方ですか?」
    • 私: 「違う」
    • サポート: 「EU市民でない方はPESELが必要ですね。住所登録も必要です。」
  • 口座作れないじゃんとなって、絶望する
    • PESEL(住民番号)は、遅くても月末には取れるはず。ただ最近、担当のアシスタントの人が音信不通になっていてやや不安。
    • 住所登録はすぐには取れない。住所登録を取得するには長期(3ヶ月以上)の賃貸契約を証明する書類が必要で、まだテンポラリー住所住まいの自分にはすぐには取れない。
    • 仕方ない、他の銀行にするかと思って、調べてみるが、他の銀行は、少なくともPESELは必要っぽい
  • 試しに違う支店に行ってみるか
    • 支店ごとに言ってること違うし、カスタマーサポートの人の言ってることも違うし、支店によってはワンチャン作れるんじゃね?という期待を抱いて City Center から少し離れたところに行ってみる
    • 店員: 「パスポートと雇用契約書があれば作れますよ」
    • 私: 「PESELは必要ですか?」
    • 店員: 「要らんよ」
    • 私: 「住所登録は?」
    • 店員: 「要らんよ」
    • 私: (やったー)
    • 私: 「雇用契約書、電子フォーマットしか今持ってないけど大丈夫ですか?」
    • 店員: 「ちょっと見せてみ」
    • 私: 「ほい。ちょっと長いよ。30ページあるよ。」
    • 店員: 「内容はOKだけど、署名がされているものが必要だ。原本はないの?」
    • 私: 「署名入りの紙フォーマットのやつなら、家にあります。また来ます」
  • 今日の学び
    • 同じ銀行でも、支店によって(もしくは銀行員の裁量によって?)、運用ルールが異なることがある
    • 駄目と思っても、ドアを叩き続ける図太さが必要
    • UI/UXが最高のWEBサービスを作っても、実際の業務と矛盾していたら、総合的なユーザー体験は悪いものになる

2021年11月16日火曜日

ワルシャワ渡航記 Part8: Public Transportation

  •  Jakdojade というアプリを入れておくとスマホでチケットを購入できる
    • 長期滞在で頻繁に交通機関を利用する場合は定期券(ワルシャワシティカード)を買った方がお得
    • 2021/4 から Jakdojade で買ったチケットは乗車後に有効化(validate)する必要がある
      • これがなかなか厄介な仕様らしく、利用者から批判が出ているらしい
    • チケットを買ったときに、すぐに有効化するか、後から有効化するか選ぶことが出来る
      • すぐに有効化するを選んだ場合は、下のような画面が表示されるので、20秒以内にQRコードをスキャンしなければならない。
      • 後から有効化するを選んだ場合は、QRコードをスキャンできる状態(乗車直前など)になってから有効化すればOK

  • 路面電車に乗る場合
    • 乗車ドアの向かい側の壁にQRコードがあるので、これをスキャンすればOK
  • バスに乗る場合
    • 路面電車の場合と同じ
  • 地下鉄の場合
    • 改札にQRコードがあるので、これをスキャンする
    • 有効化されたチケットを選択し「show to the control」ボタンを押すと、アプリ内にQRコードが表示されるので、これを改札のQRリーダー(緑の矢印らへん)にかざすと改札が開く
    • 改札から出るときは特に何もしなくてOK
    • 改札にQRコードが設置されていない駅もあるので注意
      • その場合はプラットフォームにいくエレベータの前にあるQRコードをスキャンしてエレベータに乗ればOK


  • チケットを買っていても有効化していない場合は、無賃乗車と見做され、パトロールに見つかると高額な罰金を払わないといけないらしい
  • QRコードの位置が絶妙(つり革のバーが邪魔をする)な場合もあるので注意。そういう場合は、近づいてスキャンするより、離れたところからスキャンした方がうまくいく。

    2021年11月15日月曜日

    ワルシャワ渡航記 Part7: PTU


    • 領収書を見ていたら、PTU xx % という表記があるのに気づいた
      • PTUとは Podatek od Towarów i Usług (Tax on goods and services) の略。
      • 日本でいう消費税的なやつ。
    • 税率は固定ではなく、品目によって異なるらしい。
      • 上のレシートだと、カプチーノは23%、マフィンは8%。
      • 下のレシートだと、ビールやペットボトルの水は23%、チーズは5%。
    • 標準税率は23%で、生活必需品的や教育関連物は割引税率が適用されるらしい。
      • 0%: 教育機関向けのコンピュータハードウェア、旅行者向けの免税商品など
      • 5%: 基本的な食品、本、子供用品、衛生用品など
      • 8%: 砂糖、調味料、新聞、ペットフードなど

      2021年11月13日土曜日

      ワルシャワ渡航記 Part6: Orange SIM の長期滞在向け設定

      • まずは SIM 自体に期限があるので注意する必要がある
        • 購入したパッケージに有効期限(data ważności)が書いてある
        • この有効期限が過ぎると SIM 自体が使えなくなるので、電話&通信ができなくなるはず
        • 自分が買ったSIMの期限は3年後くらいだった
      • 続いてアカウントの有効期限というものがある
        • Mój Orange という Orange のアプリをインストールすると確認できる
          • このアプリはインストール必須(アプリを使うことで特典あり)
        • 「You can make phone calls until: dd.mm.yyyy」と書いていて、これがアカウントの期限
          • アカウントの期限が過ぎると、電話&SMS/MMSが使えなくなると思われる
        • アカウントの期限は「EXTEND THE VALIDITY」というボタンから延長できる
          • SIM購入直後は1ヶ月の期限だったので、1ヶ月 + 1年間延長した
      • 無料通話プランへの移行
        • 何回か電話したら意外と早くチャージした金額が減っていたので、無料通話&無料SMS/MMS&15GB Internet プランを申し込んだ
          • 816という番号に「CYKL」とSMSメッセージを送ると有効化される
          • 31日間有効なプランで、最初の31日間は15 PLN、以降の31日間からは30 PLNで利用できる
      • Orange の分かりにくいところ
        • アカウントにチャージ(TOP UP)することができるのだが、TOP UP = インターネットの通信容量(GB)を追加で購入する事だと勘違いしてしまう
          • おそらく日本の携帯会社でそういう仕組みがあるから勘違いしてしまうのかも
          • SIM パッケージにも TOP UP 料金ごとにもらえる GB が表に書いているので、TOP UP = GB を買うと勘違いしがち
          • 実際は、TOP UP = アカウントにチャージすることで、チャージしたお金は電話をしたり、SMSを送ったりすると減っていく。もしくは通話料無料プランなどの追加サービスに申し込むとそのプラン料金分が減らされる。GB はあくまでもチャージしたボーナスとして付与されるという感じ。
        • 期限の種類がいくつかある
          • SIM 自体の期限
          • アカウントの期限
          • データ容量(GB)の期限
        • わざと分かりにくいサービスにして情報弱者からお金を巻き上げようとしているという批判もあるっぽい
      • 毎回 TOP UP するプラン(Pay as you go)以外にも、月々固定支払いのプラン(Orange Flex)もある。
        • Orange Flex の方がややお得っぽい
        • 月払いなので、銀行口座が必要なのかも??(クレジットカードでも行けるかも)
          • いろいろ落ち着いたら、検討してみたい。

      2021年11月12日金曜日

      ワルシャワ渡航記 Part5: 無事宅配便が届く

      • さまざまな困難を乗り越え、本日ようやく宅配便(会社関連の荷物)がやってくる
        • 日本で受け取れるのか、ポーランドで受け取れるのかで、一悶着あった
        • Airbnbのホストが間違った住所を教えていたため、荷物が届かなかった
        • 初めて荷物が届いた日は自分が留守だった
        • 再配達の手続きをするのに、自動音声のやや早口な英語に苦戦した
      • 宅配便の再配達の時間指定ができなかったので、朝早く起きて、朝食、昼食をスーパーマーケットで購入し、家に籠って Duolingo をしていた
      • 早朝、宅配会社 から sms が届く
        • 「ここの web page から配達ステータスをチェックできますよ!」的なリンクがあり、「これでおよそいつ頃つくかわかる!」と思ったが、トランジット、配達中、配達完了のステータスがあるだけだった。
      • 携帯電話がかかって来るのを待っていたら、インターホンが鳴る
        • あれ、部屋にインターホンなんてあったのか・・。音の発生源を探してインターホンに出ると、ポーランド語で何かを言われるがまったく分からない。
          • 後になってわかったが、部屋からアパートのエントランスのロック解除ができるっぽい。「ロック開けて」と言っていたのだろう。
        • 「玄関までいくから、そこで待っておいて!」と英語で伝えるが、ポーランド語が返ってくるだけ。とりあえずアパートの0階のエントランスまで降りてみたが誰もいない。。帰ったのかな・・
        • 部屋に戻ると、配達員の人がいた。
          • アパートのエントランス通過するのにセキュリティロックがいるはずだけど、誰かに入れてもらったのかな???
          • 身元&部屋の住人であることを確認され、無事荷物を受け取った。
          • 親切な配達員の方だった。ポーランド語分からず、マジでごめんなさい。
      • 未だかつて、荷物を受け取るだけで、これほどの感動を覚えたことは無い。
        • ポーランド語の習得が急務である。

      2021年11月10日水曜日

      ワルシャワ渡航記 Part4: 旧市街地を探索

      • 天気が良かったので、旧市街地(stare miasto)を探索した
      • 市場広場
        • 午前中はほとんど人がいなかった
        • レストラン、カフェなども正午になるまでは閉まっていた
        • ポーランド料理屋で昼食を食べた
          • チキンスープ(złoty rosół)とロールキャベツ(gołąbki)を食べた
      • ワルシャワ王宮
        • 無料で中に入れた
        • 王宮の前にある塔の上にいる人はクラクフからワルシャワに遷都した王らしい
      • ワルシャワバルバカン
        • 旧市街地を囲む壁
        • ドイツのニュルンベルクを思い出した