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2021年11月22日月曜日

ワルシャワ渡航記 Part9: 銀行口座が作れない

  • 給与振込口座が必要なので、 事前に口座作成方法を調査
    • 外国人の場合はパスポートだけで口座が作れるとの情報をGET!
    • 外国人向けのサービス評判がもっとも良さそうだった、Bank Millenniumで口座を開くことにした
    • ネットから情報を入力して、その後、支店を訪問すると口座が作れるらしい。
    • 口座を作るとデビッドカードもついて来る。
    • 大手銀行の場合はだいたいBLIK(ポーランドの電子マネーアプリ)が利用可能
  • 事前フォームの入力
    • とてもシンプルなフォーム
    • シンプルなものほど美しいと言わんばかりのシンプルさで、こんな簡単に口座が作れるのかと感動する。
    • 個人情報は、名前、電話番号、パスポートの番号を入れただけ
    • さすが、ヨーロッパのIT先進国は違うなと感動する
  • いざ店舗へ
    • 店員: 「ポーランドに住所登録がないと口座は作れません」
    • 私: 「あらかじめネットで情報入力してるし、そのときはパスポートだけで作れるって言ってたけど違うんですか?」
    • 店員: 「ここの支店では住所登録がないと作れません。Złote Tarasyの支店に行けばパスポートで作れます」
    • 私: 「本当?」
  • いざZłote Tarasyへ
    • 店員: 「パスポートと雇用契約書が必要です」
    • 私: 「雇用契約書、今持ってないけど、家にいけばあります。パスポートと雇用契約書だけで口座作れるんですね?」
    • 店員: 「あとNIPが必要だ」
    • 私: 「NIPはないけど、PESELでもいいか?いま弁護士が代理でPESEL取得をやっているところだ」
    • 店員: 「PESELでも大丈夫だ」
    • 私: 「パスポート、雇用契約書、PESELの3つで間違いないね?」
    • 店員: 「そうだ」
  • 支店によって異なる方針に困惑し、カスタマーサポートに問い合わせしてみる
    • 私: 「ネットの口座開設ページだとパスポートだけで口座作れるって書いてるのに、支店にいくと作れないんだが、どっちが正しいの?」
    • サポート: 「お客様は外国人でいらっしゃいますね?」
    • 私: 「そうだ」
    • サポート: 「EU市民の方ですか?」
    • 私: 「違う」
    • サポート: 「EU市民でない方はPESELが必要ですね。住所登録も必要です。」
  • 口座作れないじゃんとなって、絶望する
    • PESEL(住民番号)は、遅くても月末には取れるはず。ただ最近、担当のアシスタントの人が音信不通になっていてやや不安。
    • 住所登録はすぐには取れない。住所登録を取得するには長期(3ヶ月以上)の賃貸契約を証明する書類が必要で、まだテンポラリー住所住まいの自分にはすぐには取れない。
    • 仕方ない、他の銀行にするかと思って、調べてみるが、他の銀行は、少なくともPESELは必要っぽい
  • 試しに違う支店に行ってみるか
    • 支店ごとに言ってること違うし、カスタマーサポートの人の言ってることも違うし、支店によってはワンチャン作れるんじゃね?という期待を抱いて City Center から少し離れたところに行ってみる
    • 店員: 「パスポートと雇用契約書があれば作れますよ」
    • 私: 「PESELは必要ですか?」
    • 店員: 「要らんよ」
    • 私: 「住所登録は?」
    • 店員: 「要らんよ」
    • 私: (やったー)
    • 私: 「雇用契約書、電子フォーマットしか今持ってないけど大丈夫ですか?」
    • 店員: 「ちょっと見せてみ」
    • 私: 「ほい。ちょっと長いよ。30ページあるよ。」
    • 店員: 「内容はOKだけど、署名がされているものが必要だ。原本はないの?」
    • 私: 「署名入りの紙フォーマットのやつなら、家にあります。また来ます」
  • 今日の学び
    • 同じ銀行でも、支店によって(もしくは銀行員の裁量によって?)、運用ルールが異なることがある
    • 駄目と思っても、ドアを叩き続ける図太さが必要
    • UI/UXが最高のWEBサービスを作っても、実際の業務と矛盾していたら、総合的なユーザー体験は悪いものになる

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