ワルシャワ渡航記 Part9: 銀行口座が作れない
- 給与振込口座が必要なので、 事前に口座作成方法を調査
- 外国人の場合はパスポートだけで口座が作れるとの情報をGET!
- 外国人向けのサービス評判がもっとも良さそうだった、Bank Millenniumで口座を開くことにした
- ネットから情報を入力して、その後、支店を訪問すると口座が作れるらしい。
- 口座を作るとデビッドカードもついて来る。
- 大手銀行の場合はだいたいBLIK(ポーランドの電子マネーアプリ)が利用可能
- 事前フォームの入力
- とてもシンプルなフォーム
- シンプルなものほど美しいと言わんばかりのシンプルさで、こんな簡単に口座が作れるのかと感動する。
- 個人情報は、名前、電話番号、パスポートの番号を入れただけ
- さすが、ヨーロッパのIT先進国は違うなと感動する
- いざ店舗へ
- 店員: 「ポーランドに住所登録がないと口座は作れません」
- 私: 「あらかじめネットで情報入力してるし、そのときはパスポートだけで作れるって言ってたけど違うんですか?」
- 店員: 「ここの支店では住所登録がないと作れません。Złote Tarasyの支店に行けばパスポートで作れます」
- 私: 「本当?」
- いざZłote Tarasyへ
- 店員: 「パスポートと雇用契約書が必要です」
- 私: 「雇用契約書、今持ってないけど、家にいけばあります。パスポートと雇用契約書だけで口座作れるんですね?」
- 店員: 「あとNIPが必要だ」
- 私: 「NIPはないけど、PESELでもいいか?いま弁護士が代理でPESEL取得をやっているところだ」
- 店員: 「PESELでも大丈夫だ」
- 私: 「パスポート、雇用契約書、PESELの3つで間違いないね?」
- 店員: 「そうだ」
- 支店によって異なる方針に困惑し、カスタマーサポートに問い合わせしてみる
- 私: 「ネットの口座開設ページだとパスポートだけで口座作れるって書いてるのに、支店にいくと作れないんだが、どっちが正しいの?」
- サポート: 「お客様は外国人でいらっしゃいますね?」
- 私: 「そうだ」
- サポート: 「EU市民の方ですか?」
- 私: 「違う」
- サポート: 「EU市民でない方はPESELが必要ですね。住所登録も必要です。」
- 口座作れないじゃんとなって、絶望する
- PESEL(住民番号)は、遅くても月末には取れるはず。ただ最近、担当のアシスタントの人が音信不通になっていてやや不安。
- 住所登録はすぐには取れない。住所登録を取得するには長期(3ヶ月以上)の賃貸契約を証明する書類が必要で、まだテンポラリー住所住まいの自分にはすぐには取れない。
- 仕方ない、他の銀行にするかと思って、調べてみるが、他の銀行は、少なくともPESELは必要っぽい
- 試しに違う支店に行ってみるか
- 支店ごとに言ってること違うし、カスタマーサポートの人の言ってることも違うし、支店によってはワンチャン作れるんじゃね?という期待を抱いて City Center から少し離れたところに行ってみる
- 店員: 「パスポートと雇用契約書があれば作れますよ」
- 私: 「PESELは必要ですか?」
- 店員: 「要らんよ」
- 私: 「住所登録は?」
- 店員: 「要らんよ」
- 私: (やったー)
- 私: 「雇用契約書、電子フォーマットしか今持ってないけど大丈夫ですか?」
- 店員: 「ちょっと見せてみ」
- 私: 「ほい。ちょっと長いよ。30ページあるよ。」
- 店員: 「内容はOKだけど、署名がされているものが必要だ。原本はないの?」
- 私: 「署名入りの紙フォーマットのやつなら、家にあります。また来ます」
- 今日の学び
- 同じ銀行でも、支店によって(もしくは銀行員の裁量によって?)、運用ルールが異なることがある
- 駄目と思っても、ドアを叩き続ける図太さが必要
- UI/UXが最高のWEBサービスを作っても、実際の業務と矛盾していたら、総合的なユーザー体験は悪いものになる
0 件のコメント:
コメントを投稿