このままのペースでオートメーションが進んでいくと、世の中の失業率は高くなっていく一方である。例えば、Googleが研究している自動運転車はタクシードライバーから職を奪ってしまう。
しかし、彼はそれでもよいと言っている。それでもよいどころか素晴らしい世界が待っていると。ロボットに仕事を奪われた後の世界は、遊んで暮らせる完全失業の世界である。さすがにそれは極論すぎるが、我々の労働時間は減り、自由な時間が増えるのは確かだ。
これを実現するためには、我々のマインドチェンジが必要だ。現代はリソースとテクノロジーは発達しているが、我々にはビジョンが不足している。テクノロジーの進歩により、我々はどこでもいつでも働けるようになった。しかし、これによりもたらされた結果は以前よりも長く働くようになったということだ。何のための人生かを考えなければならない。
尽きることのない欲求を満たすためにテクノロジー、リソースを使うのではなく、新しい考え方が必要だ。オープンソースやDIYといった従来の大量生産主義、賃金労働性とは異なる仕組みに、新しい文明のヒントがあるかもしれない。
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