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2015年10月1日木曜日

[TED] Barry Schwartz: The way we think about work is broken

 TEDでリスニング3週目。今回は社会学・人類学系の話を聞いてみた。
英語は聞き取りやすいのだが、内容が難しく、彼の主張を正しく理解できたのかどうか自信はないが、要約を載せておく。


我々はなぜ働くのだろうか?お金のためだろうか?

なぜ、この惑星の大多数は、単調で無意味で活力を奪われるような労働を行っているのだろうか?なぜお金のためだけにそこまでするのだろうか?

我々が働く理由はテクノロジーである。ここで言うテクノロジーとは、いわゆる物のテクノロジーではなく、”Idea Technology”である。これは人間の物事の考え方、物事への反応を支配する社会的な仕組みのことである。

イケてない物のテクノロジーは自然に淘汰されるが、偽りのIdea Technologyは消えてなくならない。なぜなら、それが正しいものだと人々が思い込んでしまうと、それに従って世の中の仕組みが作られてしまうからだ。

産業革命によって、賃金の他には何も得られない工場制度が生まれた。アダム・スミスは人間は元来怠惰な生き物で、インセンティブを与えないと何もしないと考えたのだ。人々は次第にその制度に順応していき、仕事から当然えられるはずの喜びを奪われてしまった。工業化が進み豊かになったが、大切なものを失ってしまった。アダム・スミス自身もこの状況に気づき、工場労働者のことを「これ以上ないほど愚かになってしまった人間」と呼んだ。

しかし失望することはない。人間の性質というのは、我々によって考えられた人間を説明するための定理によって変えることができる。人間は"unfinished animal"である。人間の性質が社会の仕組みをつくり、我々はその中で生活をしている。その人間の性質とは、我々が仕事や生活の仕組みをデザインすることによって、形成されるものだ。

あなたは考えなければいけない。あなたの組織の中でどのような人間の性質をデザインしたいのかを。

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