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2010年10月7日木曜日

スマートグリッド、そしてスマートシティへ

恥ずかしながら、『スマートグリッド』と初めて聞いた時はグリッドコンピューティングみたいなものだと思っていた。全然違う。
スマートグリッドとは日本語に訳すと『次世代伝送網』のことで、電力の配送システムを供給・需要の両側から制御し最適化しようという試みである。経済面からも環境面からも有益なソリューションであるため、産官学が協力し研究・計画を実施している。
スマートグリッドをさらに発展させて、『スマートシティ』という概念も現れた。これは伝送網だけではなく、街そのものをスマート化しましょうというアイディアである。
簡単に言うと、“自然に優しく、無駄遣いをしないような賢い街づくりをコンピュータを使ってやってみましょう!”ということだ。具体例を挙げれば、
  • 太陽光発電を自宅に取り入れて、
  • 自動車は電気自動車に変えて、
  • 交通渋滞が起こらないように交通量を制御して、
  • 配電はもちろんスマートグリッドで、
  • 電気の使用状況は常時モニタリングして
  • ・・・
という感じ。最近IBMがテレビCMやってますよね。(参考ページ参照)
日本では、横浜(参考ページ参照)、豊田市、京都府、北九州市がスマートシティのモデル都市として選ばれました。うちの会社もがんばってるみたい!ガンバレー!!!

もともとスマートグリッド構想は、オバマ政権がグリーンニューディール政策の柱として打ち出したもの。さらに起源をたどれば、2003年のアメリカ大停電を経験して、停電を起こしにくい配電網を構築しようというのがそもそもの動機付けだったのかもしれない。それが、エコブームの波に乗り、今日の“スマート○○”ブームを作り上げたのかも。。

とりあえず、この『スマートシティ』、IT関連の会社にとってはとてつもないビジネスチャンスです。市場規模は今後30年累計で3100兆円と言われている@_@
私の会社も、スマートグリッドを『IFRS』と並ぶ今後の二大ビジネスチャンスとして捉えているようです。もちろん、IT会社の他にも自動車会社、電力・ガス会社、電気機器メーカーにとっても大きなビジネスチャンスです。今後、“スマート○○”のパワーで日本の、そして世界の景気が上向くことを期待しましょう!
あーーー、給料あがれー、あがれーー笑。

引用:
http://www.kankyo-business.jp/topix/smartgrid_01.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89
http://blog.goo.ne.jp/thinklive/e/05b191a8ecf7f535934185843f745355

参考ページ:
http://www-06.ibm.com/innovation/jp/smarterplanet/cities/
http://www.jftc.or.jp/shoshaeye/contribute/contrib2010_07e.pdf

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