インターネットの歴史、インターネットの発展とともにどのような要求が生まれたか、その要求を満たすためにどのような技術が作られたかということがわかりやすく書かれていました。
だいたい知ってることが多かったですが、よくまとめられていて、これまで学んだことを効率的に復習することができました。
扱っているトピックは、
- クライアントとサーバー
- URLとURI
- GETとPOST
- CGIとサーブレット
- HTTPプロトコルについて
- Cookieとセッション
- 三層構成(Webサーバー、アプリケーションサーバー、DBサーバー)
- MVCモデルを実現するフレームワーク(Struts 1を例に)
- O/Rマッピング(iBATISを例に)
- セキュリティ(SQLインジェクション、XSS、セッションハイジャック、CSRFなど)
と多岐に渡り、最低限知っておくべきことはほぼ網羅されているのかなと思います。
そしてこの本の一番いいところは、「今の業界ではこうするのが常識だ!」、「この技術を使いなさい!」と押し付けるのではなく、
- なぜその技術を使用する必要があるのか?
- その技術が生まれる前はどのような問題があったのか?
- その技術のおかげでどのようなメリットがえられるのか?
をきちんと説明してくれるところです。この価格で、扱ってるテーマも広いのに、ここまで丁寧に説明してくれる本はなかなかないのではと思います。エンジニア一年生に勧めるべき最高の本です。
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