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2014年9月29日月曜日

連分数展開でネイピア数を100桁まで求める

 連分数展開を使ってネイピア数を100桁まで求めてみました。

ネイピア数を連分数展開すると、以下のように規則的な列になります。

e = [2; 1, 2, 1, 1, 4, 1, 1, 6, 1, 1, 8, 1, .... ]

上式の連分数を分数に変換し、さらに分数を小数に変換するという手順で計算します。

以下の機能が標準でサポートされているPythonで書きました。
  • 多倍長整数の乗算
  • ジェネレータを利用した無限リストの生成
  • 任意精度の小数演算
import itertools
from decimal import Decimal, getcontext

def pi_expansion():
    yield 2
    for i in itertools.count(2, 2):
        yield 1
        yield i
        yield 1

getcontext().prec = 100

cf = pi_expansion()

p0, q0 = 0, 1
p1, q1 = 1, 0

for _ in range(100):
    a = cf.next()
    p1, p0 = a * p1 + p0, p1
    q1, q0 = a * q1 + q0, q1
    
    print Decimal(p1) / Decimal(q1)

100番目のconvergentまで計算して、
e ~ 2.718281828459045235360287471352662497757247093699959574966967627724076630353547594571382178525166427となりました。90番目あたりのconvergentからこの値に収束していました。
ググってみると、正しいみたいです。

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