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2021年11月22日月曜日

ワルシャワ渡航記 Part10: ルネサンスの違和感

  • ヨーロッパのニュースを読んでいるときに、ルネサンスという単語に遭遇した
  • 日本ではルネサンス = 文芸復興と教わっていて、ローマ時代の芸術を復興する文化的運動のことと思っていたけど、なんとなく文脈から考えると訳に違和感を感じた
    • そのときの自分の感覚としては、"明治維新" とか "文明開化" のような感覚でルネサンスという言葉を使っているように感じた
  • wikipedia(日本語)を見てみると、以下のような記述が見られる
    • ルネサンス(仏: Renaissance)は「再生」「復活」を意味するフランス語であり、一義的には、古典古代(ギリシア、ローマ)の文化を復興しようとする文化運動である。
    • 日本では長らく文芸復興と訳されており、ルネサンスの時代を「復興期」と呼ぶこともあったが、文芸に限らず広義に使われるため、現在では訳語として文芸復興という言葉はあまり使われない。
  • 一方、wikipedia(英語)を見てみると、以下の記述がある
    • The Renaissance is a period in European history marking the transition from the Middle Ages to modernity and covering the 15th and 16th centuries, characterized by an effort to revive and surpass ideas and achievements of classical antiquity.
  • やはり、自分が感じた違和感は正しくて、広義には中世から近世への移行期(15-16世紀)という意味で、ルネサンスという言葉を使うらしい
  • ルネサンス以前はキリスト教・神が世界の中心だったが、ルネサンス以後は人間を中心とした考え方が広まる
    • そいうえば、ヨーロッパの美術館に行くと、中世ゾーンにはキリスト教関係の絵画しか展示されていない
    • 近世ゾーンに行くと、肖像画や食べ物の絵や風景画などが飾られている
    • この明らかに雰囲気変わったなというのが、狭義のルネサンスが意味することなのだと分かった(文芸復興)










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